MATERIAL
使用している材料について
◎ 銀・シルバー
シルバー950もしくは925。
シルバー925はスターリングシルバーと呼ばれ一般的にアクセサリーは925で作られます。
銀の含有率925% 割り金75%(主に銅。他アルミニウム少々)の銀合金。
数字が銀の含有率を表します。
925は硬く950はやわらかくて加工しやすいので使い分けています。
◎ 真鍮・黄銅・ブラス
銅と亜鉛の合金で亜鉛が多いほど黄色みが強くなります。
耐久性の高さから仏具や金管楽器などに使われています。
金より渋い黄色が気に入っています。
◎ 銅・コパー
耐食性の高さから大昔から硬貨として利用されいます。
現在では10円硬貨が青銅という銅の合金です。
真鍮よりも赤みが欲しい時や硬さが欲しい時に使います。
ちなみに緑青の毒性は低くその青みは美術品としての価値を高める事も。
◎ アルミニウム・アルミ
一円硬貨に使われているアルミ。
加工しやすく軽いのでアクセサリー以外で利用する事があります。
◎ 硼珪酸ガラス・ボロシリケイトガラス・硬質ガラス
酸素バーナーを使って加工する硬く溶けにくいガラス。
耐熱ガラスで有名なパイレックスや理科の実験で使うフラスコなど身近にあります。
軽くて透明度が高いのでガラスはこれを利用しています。
金属の変化について
どの金属も空気に触れると変色していきます。
黒っぽくなったり、銅なら緑青が浮いてきたり。
それを楽むためコーティングはしていません。
それが”味”になるように自分で加工するのも楽しいかもしれません。
アクセサリー用の研磨剤が入った布でちょっと擦ってみたり。
ぴかぴかに磨くのも良いし、陰影を付けてみたり。
研磨剤が入った布が無くても、重曹や歯磨き粉でも可能です。
変色させたくない時は空気に触れさせない様にして下さい。
チャック付きのパックに入るだけでも効果があります。
金属アレルギーについて
アレルギーが心配な方は病院で検査するのが一番でしょうけれど
肌に直接触れないアクセサリーを選ぶ手もあります。
要因は様々なようですが長時間肌に触れて汗にと一緒になるのが駄目みたいです。
初めての金属はすこしづつ試してください。
金属アレルギー用のコーティング剤(マニキュアのようなもの)を試してみるのも手です。
しかしそれも剥がれたりして効果抜群と言うわけでは無いのでくれぐれも慎重に。